蜂の巣ってどこにできる?函館市・北斗市・七飯町での実例

道南函館近郊で蜂の巣駆除のほか、みなさんの困りごと解決のお手伝いをしている三浦と言います。

なんでも屋です


蜂の巣は小さいうちに見つけて、人が刺される心配がある場所にできそうなら、早めに駆除することで危険な思いをせずに済みます。

もっと言えば、巣を作られそうになったら駆除する、それならさらに早い段階での対策が可能。

ということで、

  • スズメバチやアシナガバチが巣を作りがちな場所
  • 頻繁に同じ場所をウロウロしている蜂がいる、または同じ場所に止まって何かをしているのを見つけた場合の対処法

について紹介しますので、見張りの参考になれば。

ちなみに・・・
市販の「なんとかジェット」などの蜂用のスプレーには、巣作り予防の成分も入っているものもあります(ピレスロイド系とか)
「蜂が寄ってこないように、スプレーしておけば大丈夫なのでは・・・!」
という話もありますが、1本1,000円とか数千円。
しかも効果は2周間~1ヶ月。
雨風に晒されると、効果減。
なので、費用面を考えるともったいないです
そのため、巣を作り始めたタイミングで確実に駆除することを目的とした記事です


ご自身での駆除は十分注意してください。

やっぱり無理。

と感じたらご相談ください。

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蜂の巣ってどこにできやすい?

昨年、函館市、北斗市、七飯町などの道南地域で100件以上の蜂の巣駆除をしました。

  1. 比較的作られやすい場所
  2. こんなとこにもできんの!?っていう場所

それぞれ実例を交えながら紹介します。

蜂が巣を作りがちな場所を一言でまとめると

天候の影響を受けにくい場所

場所と言えると思います。

ほかにも、餌場に近いとか敵(鳥とか)に見つかりにくいとか色々傾向はありますが、最優先しているのは「天候の影響を受けにくいところ」と考えています。

どんなに見えづらい場所とか餌場に近い場所だとしても、雨風に晒されれば雨宿りできないし、子育てするにも大変ですからね。

稀に、「どうした?」という場所もありまがその辺も含めて紹介。

蜂の巣ができやすい場所~軒下

住宅軒下にできたスズメバチの巣

作りがちな蜂:スズメバチ、アシナガバチ

断然トップです。

どこに行っても見かけます。

1階2階にかかわらず、住宅の軒下には作りがち。

軒下と似たような場所で、雨が当たりにくい場所はどこにでも作ります。

スズメバチとアシナガバチの巣が混在していたとこと
屋外階段の2階踊り場の床下部分
玄関照明にできたアシナガバチの巣
玄関の照明にできたアシナガバチ。雨は当たらない場所。
屋外物置の軒下の、作りかけのスズメバチの巣
奥行き20㌢程度ですがスズメバチが巣を作ってました
住宅2階ベランダにできたスズメバチの巣
2階ベランダの天井

住宅ではありませんが、橋の真下も良い雨宿りの場所になります。

橋の真下にできたスズメバチの巣
橋の裏側にできた巣。ほぼ川の真上。

外壁換気フードの中

排気口内部にできたスズメバチの巣
換気口内部にスズメバチの巣

作りがちな蜂:スズメバチ、アシナガバチ

良い雨宿り場所になります。

最近の換気フードには、虫が入らないように金網が入ったタイプもありますが、空気抵抗が高くなるので、場所によっては使えないところもあります。

プラスチックタイプのものや、入口の隙間が大きいものは確率が高くなります。

そのままでは駆除できないため、屋内側からの駆除、またはコーキングを切ってフードを外しての駆除になります。

蜂の巣ができやすい場所~木の枝

庭木にできた蜂の巣
庭木の枝に作られた蜂の巣

作りがちな蜂:スズメバチ、アシナガバチ

庭木がなければ心配御無用。

葉っぱが生い茂っている木の中は、比較的雨が当たりにくい場所なので巣を作りがちです。

きれいに剪定された「おんこ」の木の中に作られていることもよくあります。

戦隊された庭木の中にスズメバチの巣
奥のおっきい庭木の中にスズメバチが入っていってました

外からはほぼ見えません。

蜂の出入りする場所を観察→狙いを定めて枝を切りながら巣を探して駆除。

枝が硬いのでかなりの重労働です。

庭木の枝に作られた蜂の巣
手を伸ばせば触れる位置。庭木にできた蜂の巣

道路を歩いていると触れる距離。

蜂の巣ができやすい場所~密閉空間

住宅軒天の中にできた蜂の巣
軒天の内部

作りがちな蜂:スズメバチ

屋根裏、壁の中、軒天の中、床下など、天候の影響は皆無。

住宅の壁の中にできた蜂の巣
壁の中

鳥などの外敵も入ってこない。

お出かけも楽ちん。

スズメバチにとって絶好の子育て場所。

駆除する側としてはできれば避けたい・・

蜂は暗い場所では目がほとんど見えないので、明かりが入る出入り口付近に作りやすいです。

駆除する場合は、庭木と同様。

出入り口を見つけて、おおよその巣の位置を狙って破壊します(家主さんの了解の上で。復旧は対応できません)

ここだ!と思ってノコギリを入れたら、巣のど真ん中を真っ二つに切ったこともあります

この手の基礎換気口から出入りして床下に巣をつくることも多いです。

蜂の巣ができやすい場所~例外

どうした?っていう場所にできた蜂の巣たち。

雨除けのない壁面にできたアシナガバチの巣

外壁。

タイヤハウス内にできたスズメバチの巣
気付いたら蜂の巣があったそうです

タイヤハウス。

おそらく、作った当初は良かれと思ったんだと思います(もしくは疲れてたか)

場所が悪いときは、巣を捨てることも度々見かけます。

蜂の巣ができそう?を見定めるポイント

蜂は巣の材料や餌を探しに飛び回るので、暖かくなると頻繁に見かけるようになります。

巣ができそうかどうかのポイントをいくつか。

同じ場所をゆっくり飛んでいる

→巣を作る場所の見定め

毎日同じ場所に止まっている、または出入りしている

→巣作り開始かも

なんかわからないが、今までなかったものがあって蜂が止まっている

→巣作りスタート

※春~夏を迎えるの話。嬢王蜂1匹です。秋口など、壁に蜂が群がっているときがありますが、温かい場所を探しているだけ。近づかず様子を見ていればそのうち居なくなります。

蜂の巣ができた!場合の対処法

いよいよ蜂の巣を作り始めたっぽい、と感じたら、市販のスプレーを使用して駆除してしまえばOKです。

この時期、嬢王蜂1匹。

刺してくる確率は低いです。

ちなみに、女王鉢1匹の場合、サイズ感がわかりませんが、働き蜂が羽化すると大きさが一回り違うのでわかりやすいです。

女王蜂と働き蜂の比較
右がスズメバチの女王。

アシナガバチも女王と働き蜂とでは大きさが違います。

とはいえ、絶対に刺さない保証もありません。

ご自身での駆除が難しいと感じたらご相談ください。

駆除できた場合でも、別の蜂が来て巣作りをすることも多いので、継続的に監視することをおすすめします。

まとめ

函館市、北斗市、七飯町などで見かけた蜂の巣を例に、巣ができやすい場所を紹介しました。

ざっくりいうと

天候の影響を受けにくい場所

に巣を作りがちです。

十分注意しましょう。

怖いと思ったらご相談ください。

函館市、北斗市、七飯町など蜂の巣駆除に対応しています。

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